アイデンティティ

このページでは池田健一「生態情報」のアイデンティティをご紹介させていただきます。

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Vision(実現したい未来)

ヒトを含む生き物の多様性と繋がりを理解して共存する社会

Value(約束する価値・強み)

  • 調査することを欠かさない
  • 価値観を理解する、多面的に捉える
  • 知的好奇心を忘れない、楽しい文章にする

Mission(日々果たすべき使命)

正確な生き物の名前と生き様、環境との関係、命の繋がり(生物間相互作用)を文献に基づき、どんなヒトでも分かりやすい形で提供する

社会的意義

生き物への興味関心は古代から続き現在でも多くのメディアで娯楽・研究・実務など様々な観点から取り扱われています。

しかし、特定の分類群にフォーカスした考え方が多すぎると私は感じています。

また二元論的な好き・嫌い、といった話題が多すぎると感じます。

たしかに個人の生き物の好き嫌い、という観点では問題ないですし、そのような楽しみ方を否定するものではありません。私も昆虫が嫌いというヒトの考えも理解できますし、ぼんやりとペットの動画を見ることはあります…。

しかし、農業・園芸・環境保全などで共存していく上では正しい個々の生物の生活環に加えて、生き物同士の繋がりを正確に理解していくことは不可欠です!

例えば植物図鑑を捲ってみて下さい。その本には沢山植物に関する情報は載っています。しかし、花に訪れる昆虫の名前はありません。また果実を食べ、種子散布する鳥の名前はありません。その植物が自然で生きていくには不可欠であるのにも関わらずです。これで本当に植物のことが理解できたと言えるでしょうか?

ところがきちんと論文を探せば研究者はどのような生き物同士がつながっているのか明らかにしているのです。そのような事実は広く共有されていません。

この例に限らず、どの生き物が食べて食べられるのか、競争しているのか、どのような環境に依存しているのか、そういった知識が不足しています。

こういった生き物の繋がりは環境アセスメント業務関係者・農業関係者・園芸関係者・保全関係者・研究者いずれにおいても実務をする上で参照されるべき情報です。

「生態情報」ではどのような保全が望まれるかという是非についての議論はあえて避け、まずは事実関係の情報収集に努めます。どのような保全が望まれるかは事実を土台に社会的に議論していくことです。

「生態情報」では環境アセスメント業務関係者・農業関係者・園芸関係者・保全関係者・研究者・一般ユーザーなどに正確でかつ読んでいて楽しい情報お届けすることを目標に活動してまいります。また、ヒトの心理学・歴史学に関しても情報収集を行っていく予定です。これは生き物が好きなヒトが「ヒト」について詳しくないことが時々あるからです。ヒトは様々な新しい生き物を生み出しています。また、ヒトが環境を変える時、それは生態学的理由によることが殆どです。こういった事実もお届けしていきたいです。

現在は完全に個人での活動となりますが、「生態情報」のアイデンティティの賛同いただける方は本サイトの共有、出版書籍のご購入、紹介書籍のご購入などでご支援いただけますと幸いです。

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