植物 アオダモ・マルバアオダモ・ミヤマアオダモの違いは?トネリコ・ヤマトアオダモとの違いは?花・果実の構造は?受粉・種子散布方法は?風と昆虫の両方を用いて受粉していた!? アオダモ・マルバアオダモ・ミヤマアオダモはいずれもモクセイ科トネリコ属に含まれ、奇数羽状複葉である点はよく似ており、他のトネリコ属と比べても葉や花の形が特に似ています。そのため区別に迷うことがあるかもしれません。トネリコ・ヤマトアオダモと... 2023.05.25 植物
植物 ギシギシ・ナガバギシギシ・アレチギシギシ・エゾノギシギシの違いは?スイバとの区別は?花・果実の構造は?受粉・種子散布方法は?種子散布方法は想像以上に多様だった!? ギシギシ・ナガバギシギシ・アレチギシギシ・エゾノギシギシいずれもタデ科ギシギシ属に含まれ、この中では元々日本にはギシギシのみ分布していましたが、複数の種類が侵入して極めて一般的な雑草になっています。撹乱地を好む点も共通しており、混在してい... 2023.05.23 植物
植物 タツナミソウ・コバノタツナミ・オカタツナミソウ・ナミキソウの違いは?花・果実の構造は?送粉・種子散布方法は?ハナバチと「雨粒」が大事だった!? タツナミソウ・コバノタツナミ・オカタツナミソウ・ナミキソウはいずれもシソ科タツナミソウ属で、園芸で混同される他、林縁~林床に生えることが多く、大きく膨らんだ花冠の形は似ており、花だけを観察すると区別が難しいかもしれません。タツナミソウ属に... 2023.05.18 植物
植物 オクラとトロロアオイの違いは?利用方法は?花・果実の構造は?受粉・種子散布方法は?放置したオクラの未熟果はどうなっていく? オクラとトロロアオイはどちらもアオイ科トロロアオイ属で、植物体の一部に粘性があることから人に利用されていることに加えて、形態としても葉は3~9裂する掌状葉で、花は雄しべと雌しべが合体した「蕊柱」が突き出し、花冠は白色である点が共通している... 2023.05.16 植物
植物 クチナシとコクチナシの違いは?品種は?利用方法は?花・果実の構造は?受粉・種子散布方法は?甘い香りはスズメガのためだった!? クチナシは野生植物としても園芸植物でも食品添加物としても日本人に欠かすことのできない植物ですが、コクチナシという種類も知られ、花の形に違いはなく、葉も対生または三輪生し、常緑樹であるため、光沢があり、全縁で葉先が普通は尖る点も共通していま... 2023.05.14 植物
植物 ヤシャブシ・ヒメヤシャブシ・オオバヤシャブシの違いは?ハンノキ類との違いは?花・果実の構造は?受粉・種子散布の方法は?花も果実も風に頼る生活を送っていた!? ヤシャブシ・ヒメヤシャブシ・オオバヤシャブシはいずれもカバノキ科ハンノキ属に含まれ、日本固有種です。外生菌根菌と空気中の窒素を利用できる窒素固定放線菌の双方と共生関係にあることから、痩せた土地での生息に適しており、自生するほか緑化などに用... 2023.05.12 植物
植物 サンショウ・イヌザンショウ・カラスザンショウの違いは?利用方法は?花・果実の構造は?受粉・種子散布方法は?鳥は種子に辛味を感じず大好きだった!? サンショウ・イヌザンショウ・カラスザンショウではよく見られる種類で特にサンショウは現代でも料理に欠かせません。いずれもミカン科サンショウ属で植物体全体に刺が多く、奇数の小葉からなる奇数羽状複葉であることからよく似ています。山椒特有の匂いも... 2023.05.11 植物
植物 アキグミ・ナツグミ・トウグミ・ナワシログミの違いは?生食できる?葉の「キラキラ」は乾燥を防ぐため!?花に訪れる昆虫は?甘酸っぱい果実は自然界でも大人気!? アキグミ・ナツグミ・トウグミ・ナワシログミはいずれもグミ科グミ属で、日本の河川・海岸・林内など様々な場所で見られ、葉の表面は星状毛や鱗状毛と呼ばれる毛によってキラキラしており、花弁はなく、円筒形の萼筒のみから構成される淡黄色の花を咲かせる... 2023.05.02 植物
植物 ヤマボウシ・ハナミズキ・常緑ヤマボウシの違いは?花には様々な昆虫がやってくるが傾向に違いあり?果実は「核果」と「集合果」の2タイプがあった!?(花の生態がわかる写真図鑑 75) ヤマボウシ・ハナミズキ・ジョウリョクヤマボウシは一見花びらのような白い総苞片が目立つ花を持ち、よく植栽される樹木3種です。白い総苞片は類似し、葉の形も似ているので混同されることがあるかもしれません。しかし、これら3種は葉の形と色だけで区別... 2023.04.05 植物
植物 キョウチクトウの毒はどのくらい危険?なぜ広島では平和の象徴?蜜を分泌しないキョウチクトウの花は絶滅種に擬態していた!?(花の生態がわかる写真図鑑 74) キョウトクトウは公園での植え込みや街路樹など日本国内で様々な地点で見かける園芸樹木ですが、元々は地中海から東南アジアに分布しており、諸説ありますが、葉5~15枚が致死量と言われ、国内でも極稀ですが、中毒の報告があります。歴史的にはキョウチ... 2022.07.12 植物