皆さんはライアットゲームズが開発・運営しているFPSゲームの『VALORANT』をプレイしていますか？私は最近友だちに誘われて少しずつプレイしています。
その中で固有名詞がたくさん出てくるため覚えるのに苦労してきました。私は大体新しい固有名詞は由来や語源を調べて関連付けて覚えるのですが、VALORANTのキャラ・武器・ステージ名に関してはあまり詳細にまとめているサイトがないようです。
そういうわけでChatGPTをベースに由来を調べつつ、『Online Etymology Dictionary』や『Wiktionary』で追記して由来・語源一覧を作成してみました。ChatGPTが元なので間違っているかもしれませんが、あまり公式から明確な説明はないようなので参考にはなると思います。
まあそもそもプレイしていれば覚えるという話もありますが、世界観や元ネタ、英単語を知ると色々勉強になると思うので良かったら参考にしてみてください。
ちなみにPIEというのはインドヨーロッパ祖語（Proto-Indo-European）の略でヨーロッパとインドの言語の一番大元になった言葉だと思ってください。基本的に語源の部分は言語オタク向けです。リンクも貼ったのでもっと勉強できます。
本記事では武器（銃）の名前の由来をまとめます。キャラ（エージェント）・アビリティ・武器（銃）の由来については別記事を御覧ください。
スプリット (Split)
- 意味: 「分ける」や「分裂させる」という意味の英単語「Split」から。
- 由来: スプリットのマップデザインは、中央にある高低差のあるミッドレーンを境にして、マップが2つに分かれたような構造を持っています。ロープを使った移動や、中央のコントロールが勝敗の鍵となるため、この名前が選ばれました。
ヘイヴン (Haven)
- 意味: 「避難所」や「安息の地」という意味の英単語「Haven」から。
- 由来: このマップは他のマップとは異なり、3つの設置サイト（A、B、C）が存在します。そのため、各サイトが一種の「避難所」や「安全な場所」のように考えられることから、この名前が付けられています。
バインド (Bind)
- 意味: 「結ぶ」や「縛る」という意味の英単語「Bind」から。
- 由来: テレポーターによって異なるエリアを結びつける仕組みがあるため、この名前が付けられています。マップにはAサイトとBサイトの間にテレポーターがあり、それが戦術的な要素となっています。
アセント (Ascent)
- 意味: 「上昇」や「登ること」という意味の英単語「Ascent」から。
- 語源: ascend 「上昇する」の名詞形で、ラテン語 ascendere「登る、上昇する」に由来し、これは ad「〜へ」と、scandere「登る」（英語 scan と同源）の複合語。PIE *skand-「跳ぶ、跳ねる、登る」。
- 由来: このマップには広い中央エリアがあり、縦方向の戦闘や高低差を生かした戦術が重要です。また、開閉するドアや広い視界も特徴で、上昇や登りのイメージを反映しています。
アイスボックス (Icebox)
- 意味: 「氷の箱」や「冷蔵庫」という意味の英単語「Icebox」から。
- 由来: このマップは極寒の氷原に位置し、雪と氷に覆われた環境が特徴です。箱やコンテナが多く配置されていることも名前の由来の一部となっています。寒冷地での戦闘というコンセプトが、この名前に反映されています。
ブリーズ (Breeze)
- 意味: 「そよ風」という意味の英単語「Breeze」から。
- 由来: ブリーズは、トロピカルな島を舞台にしたマップで、開放的で風通しの良いデザインが特徴です。広い空間と海沿いのロケーションから、「そよ風」のような開放感をイメージしてこの名前が付けられました。
フラクチャー (Fracture)
- 意味: 「破裂」や「亀裂」を意味する英単語「Fracture」から。
- 語源: ラテン語 frangere「壊れる」の過去分詞形 fractus に由来し、これは PIE *bhreg- 「壊す」に由来する。
- 由来: フラクチャーはマップ中央が大きく割れている構造が特徴で、まさに「亀裂」が入っているかのようなデザインです。二手に分かれて攻撃や防衛を行う戦術が求められるため、この名前が付けられました。
パール (Pearl)
- 意味: 「真珠」という意味の英単語「Pearl」から。
- 由来: パールは水中都市を舞台にしたマップで、海底にある街という設定です。水中のテーマや美しさが、真珠のように高価で美しいものとして象徴されていることから、この名前が付けられました。
ロータス (Lotus)
- 意味: 「蓮の花」を意味する英単語「Lotus」から。
- 由来: このマップは古代インドの建築や遺跡をモチーフにしており、神秘的で静かな雰囲気があります。「蓮」はアジア文化において神聖な象徴とされることが多く、このマップの静かな美しさや神秘的な要素を表現しています。
サンセット (Sunset)
- 意味: 「夕焼け」を意味する英単語「Sunset」から。
- 由来: 開発会社 Riot Games の拠点でもあるロサンゼルス文化が反映され、アールデコ様式の建築物やフードトラック、グラフティなどが配置されています。また、マップ全体の雰囲気が夕暮れ時をイメージしており、ロサンゼルスの都市景観が強調されています。このように、地元文化への敬意と視覚的な美しさが融合したユニークなデザインが特徴です。
アビス (Abyss)
- 意味: 「深淵」や「奈落」を意味する英単語「Abyss」から。
- 語源: ラテン語 abyssus「底なしの穴」から来ており、これはギリシャ語 abyssos「底なしの」から来ており、 a-「無し」+ byssos「底」の複合語。byssos の起源はよく分かっていない。
- 由来: コンセプトとして「落下のリスク」を中心に据えたユニークなマップです。広大な高低差と境界のないエリアが特徴で、プレイヤーが落下して失敗する危険性と、それを活用した奇襲戦略の両方が要求されます。
