植物 モッコクとトベラ・シャリンバイ・モチノキの違いは?似た種類の見分け方を解説!モッコクは生物界でも珍しい「雄花両性花異株」だった!?果実は鳥を騙していた!? モッコクは海岸付近の比較的乾いたところに生える常緑高木で、庭木としてかなり人気があります。しかし、葉が全縁で鋸歯がないので、特徴が少なく、トベラ・シャリンバイ・モチノキのような全く別の種類と混同されがちです。しかし、多くの場合、葉柄の色の葉... 2021.09.20 植物
植物 ハナハマセンブリとベニバナセンブリの違いは?似た種類の見分け方を解説!薬草になるって本当?ベニバナセンブリ属は環境によって花の大きさを変え、受粉戦略を変更していた!? ハナハマセンブリとベニバナセンブリはヨーロッパ原産のピンクの可愛い花をつける2種として知られ、近年日本でもよく見かけます。そうなったのは、1960年以降のことです。この2種は生活型、根生葉、花冠を詳しく観察することによって区別することが出来... 2021.09.20 植物
植物 ルリマツリ(プルンバゴ)とルリマツリモドキの違いは?似た種類の見分け方を解説!雄しべの長さには2タイプある?花の蜜を吸えるのは「口の長い昆虫」だけだった!? ルリマツリ(プルンバゴ)とルリマツリモドキは少し珍しい青色の花を咲かせるイソマツ科の園芸種2種です。日本では観賞用に庭などで栽培され、ネーミングに加えて、青系の花の色で形もそっくりであることから混同されやすいでしょう。しかし、その分類は属レ... 2021.09.16 植物
植物 ハゼノキ・ヤマハゼ・ウルシ・ヤマウルシの違いは?似た種類の見分け方を解説!なぜかぶれる?なぜヤマハゼは和蝋燭の原料になった?自然界ではどんな鳥が好む?紅葉には役割があった!? ハゼノキ・ヤマハゼ・ウルシ・ヤマウルシはいずれもウルシ属で比較的都市部でもよく見られ、特徴的な奇数羽状複葉で庭や道路脇で見かけるよく似た種類です。その区別は難しいですが葉をよく観察しなければなりません。小葉の数、毛の生え具合は大きな手がかり... 2021.09.16 植物
植物 イタチハギとハリエンジュ(ニセアカシア)の違いは?似た種類の見分け方を解説!なぜ要注意外来生物?2種は対照的な花と果実を持っていた!? イタチハギとハリエンジュは同じくマメ科で葉は多数の小葉からなる奇数羽状複葉である上に緑化に利用され、同じような環境で野生化することから混同されることがあります。日本ではどちらも生態系被害防止外来種(旧要注意外来生物)です。この2種は刺の有無... 2021.09.16 植物
植物 テイカカズラ・ケテイカカズラ・ハツユキカズラの違いは?似た種類の見分け方を解説!名前の由来が「藤原定家」というのは史実?夕方に咲いて匂いを放つ生態学的理由とは? テイカカズラとケテイカカズラは国内では園芸個体も含めると林内~町中まで広く見られるつる植物です。テイカカズラとケテイカカズラは葉下面の毛や花筒の長さで区別できます。日本では『古事記』が書かれた時代から広く知られており、現在の名前の由来は「藤... 2021.09.16 植物
植物 サルスベリとシマサルスベリの違いは?似た種類の見分け方を解説!花は偽の花粉を囮にして受粉を成功させていた!?ハチを騙す驚きの戦術!種子は風散布だけじゃない!? サルスベリとシマサルスベリは日本ではどちらも植栽されることがあり、都市部でもあちこちで見かける植物です。幹肌がスベスベになることから他種からの区別は容易ですが、2種間は非常に形態が類似しているため、殆ど混同されていると言っても良いかもしれま... 2021.09.16 植物
植物 ミシマサイコとホタルサイコの違いは?似た種類の見分け方を解説!なぜ漢方として利用される?なぜ絶滅危惧種?花にはハエが蜜を舐めに来る? ミシマサイコとホタルサイコは日当たりの良い草地に生える黄色い花のセリ科であることから区別に迷うことがあるかもしれません。その区別は茎葉の基部が茎を抱くか抱かないかで行います。花の形態で見分けることができないと思われますが、総苞片の形には違い... 2021.09.16 植物
植物 ノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの違いは?ツリガネカズラとの違いは?似た種類の見分け方を解説!無毒というのは嘘で毒性あり!?旧世界と新世界で別々の進化の道を歩んでいた!? ノウゼンカズラ・アメリカノウゼンカズラ・ツリガネカズラは北米原産の庭木や緑化に利用されるつる性の園芸種として知られる3種です。その区別は花がある場合には花を見るのが容易です。それが難しい場合は葉の下面を詳しく見る必要がありますが違いは少なく... 2021.09.16 植物
植物 ハルノタムラソウ・ナツノタムラソウ・アキノタムラソウ・ミヤマタムラソウの違いは?似た種類の見分け方を解説!花はハナバチにぴったりフィットし受粉に成功させていた? ハルノタムラソウ・ナツノタムラソウ・アキノタムラソウ・ミヤマタムラソウは日本の野草として知られるアキギリ属の仲間ですが、名前は類似し混同してしまうことがあるかもしれません。名前が似たタムラソウ類は花冠や雄しべの構造、葉をよく観察することで区... 2021.09.15 植物