シソ科 ネコノヒゲ(クミスクチン)に似た種類は?花には蝶が専門に訪れていた!?クミスクチン茶の効果は?(花の生態がわかる写真図鑑 59) ネコノヒゲ(クミスクチン)は日本国内では雄しべが長い花が人気の観賞用の園芸種として知られています。また沖縄ではクミスクチンと呼ばれ、クミスクチン茶として利用されることがあります。近縁種は同属にいくつか知られていますがあまり似ていません。日本... 2021.11.07 シソ科植物
オオバコ科 絶滅危惧種トラノオスズカケは平賀源内ゆかりの希少植物だった?(花の生態がわかる写真図鑑 58) トラノオスズカケは西日本を中心に分布し、環境省では指定はないものの、各都道府県で、絶滅危惧種として指定されている多年草です。個体数がとても少ないことが絶滅危惧種として指定されている理由ですが、なぜ個体数が少ないかはよく分かっていないようです... 2021.10.06 オオバコ科植物
モクセイ科 キンモクセイが「日本に雄株のみが持ち込まれた」というのは嘘?独特の匂いを嫌う虫がいる?(花の生態がわかる写真図鑑 57) キンモクセイは一般に中国原産と言われる雌雄異株の常緑小高木です。この木の由来として「日本に雄株のみが持ち込まれた」と記述されることが頻繁にあります。しかし、おそらくこれは事実でなく日本で選抜されたクローン個体群であるというように近年は考えら... 2021.10.04 モクセイ科植物
オオバコ科 オオイヌノフグリ・タチイヌノフグリ・フラサバソウ・イヌノフグリの違いは?オオイヌノフグリはイヌノフグリを駆逐したというのは本当?繁殖の仕方の違いは?(花の生態がわかる写真図鑑 56) オオイヌノフグリ・タチイヌノフグリ・フラサバソウ・イヌノフグリは世界中の畑や道端で見られる青い野生種4種で日本でも早春の花を代表し、雑草に興味をもった時、一番初めの方に名前を覚える植物かもしれません。ただ、いずれも花も青~紫色をしており、葉... 2021.09.24 オオバコ科植物
ヒガンバナ科 ニホンズイセンとスイセン(水仙)には違いあり!毒性は?ニラとの区別は?原産地はどこ?花はなぜ冬に咲くように進化した?(花の生態がわかる写真図鑑 55) 水仙は日本では冬に咲く観賞用の園芸植物としてとても人気の高い種類です。しかし、少し調べるとニホンズイセンあったり、単にスイセンと表記されている場合があります。ニホンズイセンとスイセンでは何か違いがあるのでしょうか?ニホンズイセンとは中国原産... 2021.09.23 ヒガンバナ科植物
キブシ科 キブシとハチジョウキブシの違いは?キブシ属の種類は?果実はお歯黒になる?花は昼と夜、別の昆虫を引き寄せる戦略を持っていた!?(花の生態がわかる写真図鑑 54) キブシはかつて日本固有種とされていた種類で、日本では広く分布しています。種としては2種類しかいないものの、その変種はかなり多様で、判別が難しいものになっています。これらの変異には連続性があり、区別しない考え方もありますが、本記事ではあえて区... 2021.09.23 キブシ科植物
キョウチクトウ科 プルメリアとインドソケイには違いあり!ハワイにはいつ来た?毒性は?花の派手な色と匂いとは蛾を騙すための進化だった!?(花の生態がわかる写真図鑑 53) プルメリアは南国を象徴するような鮮やかなで大きな花と香りを放つ人気の園芸植物です。しかし、インドソケイという呼称も知られています。プルメリアとインドソケイでは意味が異なる可能性があります。インドソケイというと、日本で最も一般的なある一種類に... 2021.09.22 キョウチクトウ科植物
トウダイグサ科 トウゴマの毒性は?成分は?ひまし油の用途は?なぜ毒があるのに安全?花は風媒と虫媒を両立していた!?種子も自動散布とアリ散布を両立!?(花の生態がわかる写真図鑑 52) トウゴマはアフリカ北東部が原産とも言われ、世界中で商品用や観賞用や栽培され、帰化することもある多年草です。見間違えることは殆どありません。種子は「蓖麻子(ひまし)」と呼ばれ油分を多く含み、抽出された「ひまし油」は化粧品、シャンプー、石鹸、ハ... 2021.09.22 トウダイグサ科植物
マメ科 フジ・ヤマフジ・ナツフジの違いは?フジはなぜ日本人から愛される?花はクマバチ専用だった?藤の豆はカチンと弾け飛ぶ?(花の生態がわかる写真図鑑 51) フジ・ヤマフジ・ナツフジは現在でも藤棚が用意されるほど、人気のマメ科の植物です。しかしその3種の判別は慣れるまで大変です。この同定には花期やつるの巻く方向を調べることがとても重要です。歴史も古く日本の奈良時代に成立した最古の文献である『古事... 2021.09.22 マメ科植物
キク科 ウラジロチチコグサ・チチコグサモドキ・ウスベニチチコグサ・タチチチコグサの違いは?ウラジロチチコグサはキタウラジロチチコグサとミナミウラジロチチコグサに分かれていた!?(花の生態がわかる写真図鑑 おまけ) ウラジロチチコグサ・チチコグサモドキ・ウスベニチチコグサ・タチチチコグサは近年では都市部のあちこちで見かける多年草ですが、日本確認されたのは昭和からのことです。いずれも花序は穂状で葉状苞は穂の所々につく点が共通しており、意識しないと区別する... 2021.09.21 キク科植物