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動物

マエグロツリアブの日本国内記録と滋賀県の初記録を報告!(『月刊むし』掲載論文)

本記事では以下の雑誌にて公表した「滋賀県におけるマエグロツリアブの記録」の報文の下書きを掲載します。 引用方法:池田健一. 2021. 滋賀県におけるマエグロツリアブの記録. 月刊むし 610: 46. ISSN: 0388-418X (f...
植物

ネコノヒゲ(クミスクチン)に似た種類は?見分け方を解説、花には蝶が専門に訪れていた!?クミスクチン茶の効果は?

ネコノヒゲ(クミスクチン)は日本国内では雄しべが長い花が人気の観賞用の園芸種として知られています。また沖縄ではクミスクチンと呼ばれ、クミスクチン茶として利用されることがあります。近縁種は同属にいくつか知られていますがあまり似ていません。日本...
植物

絶滅危惧種トラノオスズカケは平賀源内ゆかりの希少植物だった?

トラノオスズカケは西日本を中心に分布し、環境省では指定はないものの、各都道府県で、絶滅危惧種として指定されている多年草です。個体数がとても少ないことが絶滅危惧種として指定されている理由ですが、なぜ個体数が少ないかはよく分かっていないようです...
植物

キンモクセイが「日本に雄株のみが持ち込まれた」というのは嘘?独特の匂いを嫌う虫がいる?

キンモクセイは一般に中国原産と言われる雌雄異株の常緑小高木です。この木の由来として「日本に雄株のみが持ち込まれた」と記述されることが頻繁にあります。しかし、おそらくこれは事実でなく日本で選抜されたクローン個体群であるというように近年は考えら...
植物

オオイヌノフグリ・タチイヌノフグリ・フラサバソウ・イヌノフグリの違いは?似た種類の見分け方を解説!オオイヌノフグリはイヌノフグリを駆逐していた!?

オオイヌノフグリ・タチイヌノフグリ・フラサバソウ・イヌノフグリは世界中の畑や道端で見られる青い野生種4種で日本でも早春の花を代表し、雑草に興味をもった時、一番初めの方に名前を覚える植物かもしれません。ただ、いずれも花も青~紫色をしており、葉...
植物

ニホンズイセンとスイセン(水仙)には違いあり!毒性は?ニラとの区別は?原産地はどこ?花はなぜ冬に咲くように進化した?

水仙は日本では冬に咲く観賞用の園芸植物としてとても人気の高い種類です。しかし、少し調べるとニホンズイセンあったり、単にスイセンと表記されている場合があります。ニホンズイセンとスイセンでは何か違いがあるのでしょうか?ニホンズイセンとは中国原産...
植物

キブシとハチジョウキブシの違いは?キブシ属の種類は?似た種類の見分け方を解説!果実はお歯黒になる?花は昼と夜、別の昆虫を引き寄せる戦略を持っていた!?

キブシはかつて日本固有種とされていた種類で、日本では広く分布しています。種としては2種類しかいないものの、その変種はかなり多様で、判別が難しいものになっています。これらの変異には連続性があり、区別しない考え方もありますが、本記事ではあえて区...
植物

プルメリアとインドソケイには違いあり!似た種類の見分け方を解説!ハワイにはいつ来た?毒性は?花の派手な色と匂いとは蛾を騙すための進化だった!?

プルメリアは南国を象徴するような鮮やかなで大きな花と香りを放つ人気の園芸植物です。しかし、インドソケイという呼称も知られています。プルメリアとインドソケイでは意味が異なる可能性があります。インドソケイというと、日本で最も一般的なある一種類に...
植物

トウゴマの毒性は?成分は?ひまし油の用途は?なぜ毒があるのに安全?花は風媒と虫媒を両立していた!?種子も自動散布とアリ散布を両立!?

トウゴマはアフリカ北東部が原産とも言われ、世界中で商品用や観賞用や栽培され、帰化することもある多年草です。見間違えることは殆どありません。種子は「蓖麻子(ひまし)」と呼ばれ油分を多く含み、抽出された「ひまし油」は化粧品、シャンプー、石鹸、ハ...
植物

フジ・ヤマフジ・ナツフジの違いは?似た種類の見分け方を解説!なぜ日本人から愛される?花はクマバチ専用だった?藤の豆はカチンと弾け飛ぶ?

フジ・ヤマフジ・ナツフジは現在でも藤棚が用意されるほど、人気のマメ科の植物です。しかしその3種の判別は慣れるまで大変です。この同定には花期やつるの巻く方向を調べることがとても重要です。歴史も古く日本の奈良時代に成立した最古の文献である『古事...
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